ミュージカル「赤毛のアン」東京公演開催 田中れいな演じるアンと15人のオーディション合格者が共演

 “2万人の鼓動TOURSミュージカル「赤毛のアン」”の東京公演が20日、メルパルク東京にて開催された。アン役のモーニング娘。OG・田中れいな、ダイアナ役のさくらまやとともに、オーディションで選出されたキャストたちがステージに立った。【写真】ミュージカル「赤毛のアン」東京公演の舞台写真。 22年目となるTOURSミュージカルのなかで、「赤毛のアン」は今年で17年連続17回目の開催。主人公のアン・シャーリー役は初出演となる田中れいな、親友のダイアナ・バリー役は5年連続でさくらまやが演じ、当日は、3月に行われた関東ブロックオーディションで選出された10歳から20歳までの15名がプロの役者たちと共演を果たした。

 札幌公演、仙台公演を経て迎えた東京公演。田中は「赤毛のアンの舞台は初めて経験することが多く、ドキドキしていたんですけど、初日明けてみて、観に来て下さる方がファミリー層の方が多いので、末だに体験したことのないリアクションが返ってくるのがとても楽しいです」と新鮮な感想を述べる。

 そして親友のダイアナ・バリーを演じるさくらまやについて「まやちゃんとも稽古の時よりも各地を回ることでとても仲良くなって、アンとダイアナとしてステージ上でも演じやすく、楽屋でもずーっと喋ってます」と仲の良さをアピール。田中のコメントを受けたさくらも「今年のアンも、結構最初から歌が歌いやすくてやりやすいなーって思っていました。札幌公演と仙台公演を終えて、ドンドン合うようになってきたよね」と相性バッチリであることを証言した。

 初共演の2人だが、田中は「まやちゃんは長年舞台に立たれている方だから、どういう風に歌うんだろうって興味がありました。演歌界の方をリスペクトしているので、まやちゃんの歌い方はどんな感じだろうって思いながら稽古に臨みました。私も歌い方に癖があると言われるタイプなので、まやちゃんの歌い方に寄り添っていきたいなと思って、本番中はまやちゃんを研究して息が合うように歌っています」と裏話を披露した。

 令和初の「赤毛のアン」となった田中は、パンフレットにも“令和のれいな”と記載されていた。そのことについては「“おつかれいなー!”というファンの方との掛け合いの挨拶を10代の頃からライブ等でさせていただいているのですが、令和が発表された時にファンの皆さんが誰よりも早く『おつか令和じゃん!』『れいなの名前も令和にすればいいじゃん!』と言って盛り上げてくれました」と大きな反響があったことを明かす。

 普段はこのような事は意識しないタイプだというが、「令和になったことに運命を感じて、令和になって凄く良い事があるんじゃないかって思いました。一番幸せな出来事は『赤毛のアン』に出していただけたことです」と笑わせた。

■関東ブロックオーディション合格出演者一覧

年友紗良/2009年1月6日生まれ/10歳/東京都三鷹市

森田恵/2008年12月22日生まれ/10歳/千葉県千葉市

橋場梨乃/2008年10月8日生まれ/10歳/埼玉県所沢市

出澤花歩/2008年5月7日生まれ/11歳/東京都世田谷区

舛井美希/2007年11月7日生まれ/11歳/兵庫県尼崎市

上杉璃乃/2007年7月27日生まれ/12歳/神奈川県川崎市

長島海音/2006年11月2日生まれ/12歳/神奈川県川崎市

宮川舞/2005年8月22日生まれ/13歳/東京都東村山市

清水那奈/2005年6月21日生まれ/14歳/神奈川県川崎市

中村莉子/2004年12月12日生まれ/14歳/静岡県焼津市

不破萌花/2004年1月30日生まれ/15歳/東京都新宿区

和智愛香莉/2002年9月5日生まれ/16歳/東京都板橋区

青山美紀/2001年2月13日生まれ/18歳/東京都国立市

大川優奈/2000年2月24日生まれ/19歳/神奈川県川崎市

中田希来々/1999年6月14日生まれ/20歳/東京都杉並区

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新潟・上越で40.3度、今年初 暑さ週末まで 熱中症に警戒を

 西日本に接近している台風10号から暖かい空気が流れ込んだ影響で、14日は日本海側を中心に気温が上昇し、新潟県上越市高田で最高気温40.3度を観測した。気象庁によると、全国の観測地点で40度を超えたのは今年初めて。98カ所で最高気温が35度以上の猛暑日となった。

 気象庁によると、台風10号の北上に伴い東日本の上空1500メートル付近の気温は平年より5度前後高くなっている。新潟県では14日朝から強い日差しの影響で空気が暖まり、さらに暖かい風が山を越えて温度が上昇する「フェーン現象」が重なった。上越市高田の40・3度は1922年の観測開始以降で最も高く、三条市でも39・5度を観測するなど、全観測地点で30度を超えた。

 このほか、山口市38.0度▽鳥取市37.8度――を観測した。

 上越市の高田公園の芝生広場では、遊びに来ていた子供がスプリンクラーの水を浴びて暑さをしのいでいた。埼玉県川口市の会社員、北恵美さん(25)は、「こんなに暑くても子供は外で遊びたがるので熱中症が心配です」。トランポリンを楽しんでいた長男の千煌(ちあき)ちゃん(3)は、ひとしきり遊んだ後、汗をぬぐってもらっていた。

 週末まで全国的に暑さは続き、関東甲信や北陸などで35度以上となる見込み。気象庁は熱中症に厳重に警戒するよう呼び掛けている。【安藤いく子、内藤陽】

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金色の「幸せ呼ぶウナギ」高知で展示…突然変異か

 金色の体に黒い斑点がある「ニホンウナギ」(体長約40センチ)が高知市の桂浜水族館で展示されており、「幸せを呼ぶウナギ」として注目を集めている。

 7月下旬、高知市の男性が川で発見し、同館に連絡。体内で色素を十分に作ることができなかった突然変異体と考えられるという。

 同館では昨年、養鰻(まん)場から持ち込まれた白に黒の斑点があるニホンウナギが、ブチ模様の犬の品種にちなみ「ダルメシアンウナギ」と呼ばれており、今回は「ゴールド・ダルメシアンウナギ」と名付けられた。

 水槽では、パイプ内に潜り込む時間が長いものの、時折、金色の姿をのぞかせ、来館者を喜ばせている。

 飼育員の浦河大輝さん(24)は「目立つ色は外敵に狙われ、野生でここまで成長したのは奇跡に近い。その幸運を来館者にも分けてほしい」と話している。

 問い合わせは、水族館(088・841・2437)へ。

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佐賀大学DJサークルが初ライブ 学生から社会人まで7人登場

 佐賀大学DJサークル「BEAT(ビート)」の定期ライブイベント「BEAttaSTe(ビースト)」が8月29日、クラブハウス「G-COLLECTION」(佐賀市中央本町)で開催される。(佐賀経済新聞)DJサークル「BEAT」メンバー 「BEAT(ビート)」は、県内外のイベントでDJとして活動する佐賀大学3年生の吉田茉南(まなみ)さんが、佐賀でDJをやってみたい人の声に応えたいと今年の4月に立ち上げたサークル。現在、大学1年生から社会人まで22人のメンバーで活動している。

 今回のイベントは、観客の前でのプレイングをサークルメンバーに体験してもらおうと吉田さんが中心となり初企画した。吉田さんは「活動を始めて4カ月、熱心に練習をくり返して技術が向上したメンバーや、自分専用のDJ機材を買い、本気で活動に取り組むメンバーが出てきた。レベルアップが目に見えるようになった今だからこそ、仲間内での練習からステップアップし『観客に合わせてプレイング』を学ぶのにいいのではと考えた」と話す。

 イベントでは、サークルから7人のDJがメドレーでプレイングを披露する。うち3人は今回のイベントでクラブデビューする新米DJ。「3人のうち、大学生の2人は今年DJを始めたばかり。DJ機材にも触ったことがなかったが熱心な練習で、私がDJを始めたころよりもうまくなった」と吉田さん。

 吉田さんは「佐賀のイベントではなかなか聞くことがないベースミュージックやレゲエ、ヒップホップなど、幅広いジャンルの音楽を楽しめる『アツい』イベントにする予定。クラブイベントを楽しみたい人はもちろん、これからDJをやってみたいと思う人にとっても刺激になるイベントなので、ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 21時開演。入場料は1,000円(ワンドリンク付き)。高校生以下は入場不可。

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金銀銅メダル展示 栃木市役所に市ゆかり3選手

 【栃木】東京五輪、パラリンピックの開催を1年後に控え、市は市役所4階展示スペースで30日まで、市ゆかりのメダリスト3選手の金、銀、銅メダルなどを展示している。市が3選手のメダルを同時に展示するのは初めて。

 展示しているのは、1964年の東京五輪女子バレーボールで優勝した半田百合子(はんだゆりこ)さん(79)、1984年のロサンゼルス五輪重量挙げ男子82・5キロ級で3位となった砂岡良治(いさおかりょうじ)さん(57)、2000年シドニー五輪女子ソフトボールで準優勝した石川多映子(いしかわたえこ)さん(43)の各メダル。

 市出身のメダリストへの認知度を高め、五輪への機運を醸成することが狙い。子どもたちにも見てもらおうと、夏休み期間を活用して展示した。それぞれのプロフィルを紹介するパネルや、サインもそろえた。半田さんはメダルを市に寄贈しており、普段は市長公室に飾られている。

 茨城県筑西市藤ケ谷、会社員野沢裕子(のざわゆうこ)さんは「『東洋の魔女』の半田さんが栃木市ゆかりの人とは知らなかった。メダルを見ると、時代の重さを感じますね」と目を細めた。

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台風10号 宮崎県は暴風域抜ける(15日午前8時推定)

大型の台風10号は15日午前8時には足摺岬の西南西を1時間に約20キロの速さで北へ進んでいると推定されています。

宮崎県内は風速25メートル以上の暴風域を抜けましたが、海上では非常に強い風が吹き、大しけが続く見込みです。台風周辺のやや発達した雨雲が流れ込み、15日朝まで、雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。また、引き続き落雷及び竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

年間でも潮位が高い時期となるため、海岸や河口付近の低地では高潮のおそれがあります。

降り始めから15日7時までの総降水量は、日南市深瀬で261ミリ、美郷町神門で159ミリ、都城市菖蒲原町144.5ミリ

今後の予想降水量は、いずれも多いところで1時間に50ミリ、24時間で150ミリとなっています。引き続き土砂災害への厳重な警戒と、高波や暴風、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

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天童よしみ、ショッピングモールで熱唱「距離が近いから熱気が伝わる」

 演歌歌手天童よしみ(64)が10日、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで開かれた、シンガー・ソングライター半崎美子(38)のスペシャルライブにゲスト出演した。

 家族連れでにぎわうショッピングモールに天童の歌声が響いた。「ショッピングモールの歌姫」と呼ばれる半崎の曲をカバーした最新曲「大阪恋時雨」。半崎のピアノ演奏でデュエットも披露し、聴衆600人を魅了した。

 半崎は天童が歌う姿をイメージして同曲を作った。「天童さんと出合うために生まれてきた曲だと改めて実感した」と涙ぐんだ。天童は慣れない会場にも「お客さんと距離が近いから熱気が伝わる」と新鮮な表情。最後は「皆さん、私のように夏やせしないように」とジョークを飛ばして笑わせた。

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台風10号は日本海へ近畿、東海で強い雨に

 大型の台風10号は広島県呉市付近に上陸したあと、中国地方を通過し、19時の推定位置では松江市付近を進んでいます。まもなく日本海に抜ける見込みです。

▼台風10号8月15日(木)19時推定

 存在地域   松江市付近

 大きさ階級  大型

 強さ階級   //

 移動     北北東 35km/h

 中心気圧   978hPa

 最大風速   25m/s

 最大瞬間風速 35m/s

 日本海に抜けたあとは北東に進路を変え、16日(金)から17日(土)にかけて温帯低気圧に性質を変えながら北海道に近づく予想となっています。

 台風の中心から東や南側に広がる活発な雨雲が近畿から東海地方、強い雨を降らせています。

 18時30分までの1時間に兵庫県神戸で27.5mm、大阪府関空島で22.5mm、和歌山県湯浅で31.0mm、三重県南伊勢で32.0mmを観測しました。

 山間部では総雨量が増しており、降り始めから15日(木)17時までに高知県魚梁瀬で705.5mm、奈良県上北山で688.5mmに達しました。

 台風の中心が日本海に抜けたあとも、南から湿った空気が流れ込む影響で、四国や紀伊半島では深夜にかけても激しい雨が続く見込みです。

 総雨量は1000mmに達するおそれがあるため、土砂災害や河川の増水、氾濫などに警戒が必要です。

 また、京阪神や名古屋など市街地でも1時間に50mmを超えるような激しい雨の降る所があり、大規模な道路冠水にも警戒してください。

 台風は16日(金)以降、日本海で北東に進路を変え、17日(土)にかけて温帯低気圧に性質を変えながら北海道に近づく予想となっています。

 温帯低気圧に変わったあとも周辺には活発な雨雲を伴うため、進路にあたる北海道は16日(金)夜から17日(土)にかけて大雨のおそれがあります。

 多い所では100~150mmと北海道としてはかなりの雨量になるため、早めの警戒が必要です。

 台風周辺では波が高く大しけとなっています。明日16日(金)は天気の回復する所がありますが、まだ海には近づかないようにしてください。

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広島・バティスタ出演のプラネタリウム作品が上映中止に…広島市こども文化科学館

 広島市こども文化科学館(広島市中区)は18日、プロ野球・広島カープのバティスタ内野手(27)ら3選手が出演するプラネタリウム作品「太陽系シリーズを制覇せよ!」の上映を休止した。別の作品に差し替え、上映を続ける。【写真】こんなに沈む広島ベンチは見たことがない… 同選手は日本野球機構(NPB)のアンチ・ドーピング委員会の検査で陽性反応を示し、17日に出場登録を抹消された。同館の担当者は「子供向け施設ということを踏まえ、球団と協議の上、適切ではないと判断し、休止を決めました」と説明。今後の予定については「何らかの形で再開できればと思いますが、現段階で未定です」と話した。

 同作品は7月19日から公開され、12月28日まで上映予定だった。プラネタリウムを宇宙の野球場に見立て、太陽系について学ぶことができる内容で、バティスタ内野手は映像のほか、スペイン語のセリフがあった。ほかに、大瀬良大地投手(28)、松山竜平外野手(33)も出演していた。この日、数人が休止を知らずに、来館したという。同館では代わりに「ぴょん太VS怪盗ハテナマン」を上映している。

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