ボージョレ・ヌーボー解禁

2019年もこの季節がやってきました。フランス産ワインの新酒ボージョレ・ヌーボーが21日、解禁されました。

那覇市のイオン那覇店では、ボージョレ・ヌーボーの解禁日に合わせて特設コーナーが設けられ、多くのワインが取り揃えられています。気になる今年の出来栄えは?

マスターソムリエ照屋実さんは「いつも通りフレッシュでさわやかな感じです。ラズベリーとかイチゴとかすごく果実味のしっかりした味わいになっています」と話していました。

また2019年は天候の関係でブドウの収穫量が減り、ワインの輸入量も少なくなっているということですが、EPA=経済連携協定によりワインの関税が撤廃され、例年より求めやすい価格で販売されているということです。

“ボージョレ・ヌーボー解禁” の続きを読む

ニュースワード「岩国基地」

 岩国基地 山口県岩国市の臨海部にある米海兵隊と海上自衛隊が共同使用する航空基地。航空機事故の危険性や市街地への騒音被害を軽減するため、2010年に滑走路(約2400メートル)を沖合に約1キロ移設。12年から一部が民間利用されている。在日米軍再編に伴い、14年に普天間飛行場(沖縄県)の空中給油機部隊が移転。17年に米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Bが米国外で初めて配備され、さらに18年には厚木基地(神奈川県)から空母艦載機が移駐、極東最大規模の航空基地となった。

“ニュースワード「岩国基地」” の続きを読む

来月、雑巾掛けレース 一関の旧達古袋小で【岩手】

 閉校した木造校舎を利用した雑巾掛けレース「なかなかZ―1グランプリ2019atたっこたい」(実行委主催)は、11月10日に一関市萩荘の旧達古袋小学校で開かれる。31日まで出場者を募集している。

 2012年度の閉校後、市内在住者と同市出身者らで一関なかなか遺産を考える会を設立し、校舎を保存・活用すべく各種行事を実施。14年に見る人をうならせ次世代に継承したいと思える建造物などを認定する「なかなか遺産」の第1号に認定され、17年から愛媛県西予市の西予市商工会が登録商標を持つ雑巾掛けレース「Z―1グランプリ」の名で催している。

 大会は▽未就学児(3歳から)▽小学1~3年▽同4~6年▽中学1年~成人―の各クラス男女別で、119メートルの木造校舎のうち、80メートル区間(未就学児のクラスは40メートル区間)で雑巾掛けの速さを競う。当日は午前9時から受け付け、同40分から開会式を行う。持ち物は上履き。

 参加費500円(高校生以下無料)。出場希望者は申込用紙に必要事項を明記し、同会事務局にファクスする。用紙は市内図書館、市博物館、厳美市民センターなどで配布している。問い合わせは同会=0191(29)2511=、またはファクス=0191(29)2583=へ。

“来月、雑巾掛けレース 一関の旧達古袋小で【岩手】” の続きを読む

独身男女出会いを支援、飯塚市役所に官民協働センター

少子化対策として、独身男女の出会いを支援する官民協働の施設の開所式が6日、福岡県飯塚市の飯塚市役所で行われました。

「いいづか出会いサポートセンターJUNOALL(ジュノール)」は、飯塚市と企業が連携して、「結婚したくても出会いがない」という独身男女の出会いの場を提供するサービスを行います。

少子化の課題解決に向けて全国で展開されている取り組みで、飯塚市は10番目。全国の会員数は2191人で、これまでに264人の利用者が結婚しています。

利用者は、センターで結婚観や身長、収入など詳細なプロフィールを登録し、システムが希望の条件に合う相手を選びます。

お互いが了解すれば、施設でお見合いする仕組みで、登録料などはかかりません。

飯塚市幸袋の福岡ソフトウェアセンター3Fに設けられたセンターは、10日(木)にオープンします。開所時間は、毎週木曜~日曜の午後1時~午後7時までです。

“独身男女出会いを支援、飯塚市役所に官民協働センター” の続きを読む

子育て応援の賃貸住宅「ハグ・テラス」どんな住まい? 家賃もお手ごろに

さまざまな公的賃貸住宅が各自治体やUR(都市再生機構)、都道府県の住宅供給公社等を中心に供給されています。近年、老朽化や場所によっては空室増加が問題になり、建て替えや有効活用を迫られている物件が多くある一方で、一般の賃貸住宅同様、またはそれ以上の設備・サービスを充実させている物件もあることで注目を集めています。家賃は減免制度あり、学童保育にママカフェ併設と子育て世代にうれしい鹿児島県鹿屋市の公的賃貸住宅を訪れました。一体どんな物件なのでしょうか?

「そもそも公的賃貸住宅ってなに?」という人もいるでしょう。

私たちの住環境は「住生活基本法」という法律によって守られています。特に低所得者や高齢者という住宅の確保が難しいとされる人に対し、一般の賃貸住宅よりも低い家賃で住めるよう、地方公共団体が中心となって住宅の整備を進めてきたのが、公的賃貸住宅です。近年、その入居対象に「子どもを育成する家庭」も入るようになったのです。

公的賃貸住宅にはさまざまな種類がありますが、大まかには、

1)地方公共団体が運営する住宅(公営住宅等)

2)地方公共団体が運営または認定する住宅(地域優良賃貸等)

3)URや地方住宅供給公社などが運営する住宅

の3つに分けられます。それぞれ入居条件や所得制限等があり、収入に応じた家賃の減額措置なども受けられます。

そのような公的賃貸住宅のなかで、昨年度、国土交通大臣賞を受賞したのが、今回、紹介する鹿児島県鹿屋市の子育て支援施設「ハグ・テラス」です。

共用施設として24時間のコールセンター、コインランドリーを完備、防犯カメラなどの設備も充実しており、もちろん住居部分は子育て世帯に配慮された設計になっています。

一般の賃貸住宅では、それらの施設・設備を備える子育て世帯向けの物件も数多く出ていますが、公的賃貸住宅は先に説明した通り、もともと家賃が低く設定されています。公的賃貸住宅の分類のうち、「ハグ・テラス」は「地域優良賃貸住宅」に分類され、1世帯あたりの収入月額が15万8000円~48万7000円の家庭が入居できます。所得に応じて適用される家賃の減免制度も含めると、74.99平米以上の2LDK~3LDKの賃料がなんと、5万1000円~5万3000円! この付近で築10年以内の集合住宅がそもそも希少、さらに同程度の広さを有する物件の賃料が7万円~7万5000円前後であることと比較すれば、どんなにお得に住めるかが分かります。

“子育て応援の賃貸住宅「ハグ・テラス」どんな住まい? 家賃もお手ごろに” の続きを読む

別府市に期間限定「ウェールズ」パブ ラム料理やチーズトーストなど伝統の味紹介

 ウェールズの食文化を楽しむパブ「POBLPUB(ポブルパブ)」が10月7日、別府市の中心街の一角に期間限定でオープンした。ラム肉料理やチーズトーストなど、日本ではあまり知られていない「伝統の味」を提供する。(大分経済新聞)ウェールズ料理を提供する「ポブルパブ」 NPO法人「BEPPUPROJECT」が今春、ラグビーW杯のキャンプ地視察で来県していたウェールズ政府日本代表事務所と交流。その後4月に別府市が公認キャンプ地に選ばれたことから、ウェールズの食文化の魅力を発信しようと企画した。

 JR別府駅東口の先にある「やよい天狗通り」の「多機能拠点べっぷ未来わくわくセンターyoiya」(別府市北浜1、TEL0977-77-1610)内にオープン。全20席。メニューはフライドポテト(495円)、ソーセージ盛り合わせ、チーズソースをのせたトースト「ウェルッシュ・レアビット」(以上550円)、ラム肉と野菜を煮込んだスープ「カウル」(660円)、ラムグリル(770円)など。

 調理は別府市在住のライフデザイナー・今橋なおみさんが担当。「外国の料理を作るのは新鮮で楽しい」とした上で、「カウルは乾しいたけのどんこでだしを取った。アクセントのミントソースとの相性も抜群。とても良い出来なので試してほしい」。

 アルコールはウェールズの地ビール、豪華客船のタイタニック号でも振る舞われていたという英国最古のラガービール、ウェールズ産の高級ジンやウイスキーを使ったジントニック(以上880円)、かぼすジン、ハイボール(以上935円)などを用意する。大分の地ビール(715円)も味わえる。

 「ポブル」はウェールズ語で「人々」を意味するという。同NPOでは「ありのままの伝統食や大分と融合させた新しい味を楽しんでほしい。ウェールズと別府の人と人のつながりができる交流の場になれば」としている。

 営業時間は17時~22時。今月20日まで(15日は店休)。

“別府市に期間限定「ウェールズ」パブ ラム料理やチーズトーストなど伝統の味紹介” の続きを読む

33万8000人が熱狂 ロックフェス20周年 ひたち海浜公園

今年で20周年を迎えたロック・イン・ジャパン・フェスティバル2019がひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で8月3、4、10、11、12日の5日間開かれ、約33万8000人が楽しんだ。

初日はゆずのライブで開幕し、県内出身4人組ロックバンドMUCC(ムック)やシンガーソングライターの石崎ひゅーいさんら250組のアーティストが盛り上げた。

来年は、東京五輪開催の影響を考え、8月8、9、10日の3日間になる。(高松美鈴)

“33万8000人が熱狂 ロックフェス20周年 ひたち海浜公園” の続きを読む

山口・下関に新酒蔵誕生へ 「児玉酒造」の事業継承 銘柄「長門菊川」残す

 山口県下関市菊川町で新たな酒蔵の建設が進んでいる。この地にあった酒造会社を引き継ぎ、「長州酒造」として生まれ変わった酒が、来秋にも味わえそうだ。

 太陽光発電システムの製造・販売などで知られる長州産業(山陽小野田市)が異業種参入し、廃業の危機にあった「長門菊川(ながときくがわ)」児玉酒造の事業を昨年継承した。「長州酒造」に名称変更し、蔵が老朽化していたため、建物を一新。2階建てで防湿作用がある木造の骨組みと断熱材を使い、12月末に完成する。20年4~6月に試験醸造し、秋からの販売を目指す。直売所も設ける。

 醸造責任者である「杜氏(とうじ)」を務めるのは藤岡美樹さん(44)。香川県の「川鶴」川鶴酒造や三重県の「作」清水清三郎商店で経験を積んできた。藤岡杜氏は「建物を含めてゼロからのスタート。まず酒蔵として美味しい酒を醸せる体制づくりを整えるのが第一段階」と話す。

 藤岡杜氏を含め、5人前後で醸造する。新しい酒の銘柄は現在選定中で、今年末までには決め、商品は純米、純米吟醸など数種類を計画する。醸造用水は蔵の地下にある井戸水で軟水という。目指す酒質は、穏やかな香り、透明感のある滑らかな口当たりでありつつ、酸味があってキレが良い。食事と楽しめ、飲み飽きしない酒を醸すのが目標だ。

 児玉酒造の銘柄「長門菊川」は残す。「地元の人々に愛されてきたことで蔵は存在し、私たちが引き継がせてもらっている」と藤岡杜氏。こちらは元々地元で飲まれていた普通酒の味にできるだけ近づける。

 周辺では、代表的な「山田錦」や県オリジナルの「西都(さいと)の雫(しずく)」などの酒米が栽培されている。長州酒造では、数年醸造して酒質に一定のめどが付いたうえで、菊川町産酒米と県開発の酵母両方を生かしたお酒に力を入れたい考えだ。藤岡杜氏は「地元の人々の信頼があってこその地酒。こつこつまじめにやって知ってもらい、ご縁をいただければ、地元の米を使って挑戦したい」と意気込んでいる。

“山口・下関に新酒蔵誕生へ 「児玉酒造」の事業継承 銘柄「長門菊川」残す” の続きを読む

クチコミで選ぶ「日本の城」ランキング、「姫路城」が4年連続1位、初登場は「津山城」「島原城」

トリップアドバイザーはこのほど、クチコミ情報をもとにした「日本の城ランキング2019」を発表した。

それによると、1位は「姫路城」(兵庫県姫路市)で、4年連続のトップを獲得。2位は「松本城」(長野県松本市、昨年4位)、3位は「熊本城」(熊本県熊本市、昨年は圏外)だった。

また、17位の「津山城(鶴山公園)」(岡山県津山市)、20位の「島原城」(長崎県島原市)はトップ20に初登場。11位「勝連城跡」(沖縄県うるま市)は昨年の19位から急上昇。12位「弘前城」(青森県弘前市)は4年ぶりに再登場した。

「日本の城ランキング2019 トップ20」は以下のとおり。

※()内は昨年順位。「初」は今年初登場

・1位(1):姫路城/兵庫県姫路市

・2位(4):松本城/長野県松本市

・3位(-):熊本城/熊本県熊本市

・4位(3):松山城/愛媛県松山市

・5位(9):松江城/島根県松江市

・6位(7):犬山城/愛知県犬山市

・7位(-):宇和島城/愛媛県宇和島市

・8位(13):皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)/東京都千代田区

・9位(8):備中松山城/岡山県高梁市

・10位(-):首里城/沖縄県那覇市

・11位(19):勝連城跡/沖縄県うるま市

・12位(-):弘前城/青森県弘前市

・13位(10):岩村城址/岐阜県恵那市

・14位(-):会津若松城(鶴ヶ城)/福島県会津若松市

・15位(6):中城城跡/沖縄県北中城村

・16位(-):座喜味城跡/沖縄県読谷村

・17位「初」:津山城(鶴山公園)/岡山県津山市

・18位(12):高知城/高知県高知市

・19位(2):二条城/京都府京都市

・20位「初」:島原城/長崎県島原市

このランキングは、2018年6月から2019年5月までの1年間で、日本の城(城郭含む)に投稿されたクチコミにもとづくもの。5段階評価や投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで集計している。

“クチコミで選ぶ「日本の城」ランキング、「姫路城」が4年連続1位、初登場は「津山城」「島原城」” の続きを読む

人気グルメブログの秘密は? 諫早の「ふくちゃん」 足で稼ぐネタ探し

 長崎県諫早市などのグルメ情報をインターネットのブログで発信している同市在住の女性がいる。ブログのタイトルは「長崎@諫早市民ふくちゃんの食う・寝る・遊ぶ日記」。現在のブログサービスを使い始めてから丸11年、アクセス数は720万を超す人気ぶり。ほぼ毎日、執筆を続ける通称「ふくちゃん」(本名非公開)に人気の秘密を聞いた。

 「外ごはん」「スイーツ」「買い物」「イベント情報」-。同市を中心に幅広いジャンルの情報と写真が並ぶ。きっかけは「身近で見つけたお店などの情報を友達に伝えたいという思いで始めた」。会話調の飾り気のない文体で、ほのぼのとした雰囲気だ。

 同市出身のフリーランサー。食の知識を得るためにフードアナリストの資格も取得した。各地を車などで回り、自らの足で“ネタ”を探し、週末は夫と共に数件をはしごすることも。「ほかのグルメサイトを頼りにせず、直感でいいなと思った店や口コミで聞いた店に行く。あまり知られていないおいしい店を紹介するのがやりがい」

 何度もブログを閉じようと思ったこともあったが、面白そうな店の情報を寄せてくれる読者が増えた。「一人でも喜んでくれる人がいるなら続ける意義がある。読者とのコミュニケーションも楽しいし、もう私だけのブログではない」。最近開店した喫茶店には早朝から並んで一番乗りを狙ったが、惜しくも2番目。あくなき探求心と努力で発信を続ける。

“人気グルメブログの秘密は? 諫早の「ふくちゃん」 足で稼ぐネタ探し” の続きを読む