広島県福山市のバラ愛好者らでつくる「福山ばら会」は、福山にゆかりのあるバラの写真を掲載した名刺を作製し、販売を始めた。1箱100枚で、10種類のバラの図柄が10枚ずつ入っている。同会は「名刺交換でばらのまち福山のPRを」と呼び掛けている。
バラの名刺はこれまでも作られ関係者が使っていたが、同じ図柄のものを100枚単位でしか取り扱っていなかった。
今回、市制施行70年を記念して1986年に名付けられた品種「ローズふくやま」をはじめ、「ばらのまち福山PR大使」でフラワーアーティストのニコライ・バーグマンさんとコラボレーションした「ニコライバーグマンふくやまローズ」など10種類をセットで用意。それぞれの品種が誕生した年も載せた。
多様な図柄をそろえることで、名刺を交換する際に福山のバラについて話してもらうのが狙い。2024年には、バラの研究者や愛好家が集まる「世界バラ会議」も市内で控えており、福山ばら会の石井稔会長は「名刺を交換する時にいろんなバラが登場すれば面白い。話に花を咲かせてほしい」と話している。
1箱600円(税抜き)。
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